お知らせ

主体展企画 野見山暁治講演 終了報告

2017.9.27更新

野見山暁治「森芳雄の生きた時代」    

戦後、美術雑誌に載っていた麻生三郎の「ふたり」に感動したことから自由美術に初応募し同年会員となった野見山暁治氏。人間を出さなければ絵じゃない、俺のぶつけたいものを描くのが絵なんだと、という新しい時代の到来に胸躍らせます。流派でなく、俺たちは人間だよなという結びつきでできた自由美術には井上長三郎、森芳雄、麻生三郎、鶴岡政男、村井清二、山口薫と個性派揃い。これから画面にどう自分を表現していくか、それぞれの画家が必至に追い求めている姿がありました。森芳雄とのエピソードも踏まえ「二人」の造形についても語り、ユーモア溢れる中にも絵を描く姿勢に深く関わる講演でした。

最後に今はもう、絵描きはいないのではと、痛烈なメッセージを残しました。

(注・主体美術は1964年自由美術から分かれ創立されました)

このページの先頭へ